クロスバイクに乗り初めてから細々としたカスタマイズを行ってきました。
今回はとうとうコンポーネント部分に手を出していきます。スプロケットの交換です。
技術も知識も無いのでコンポ部分に手を加えるのは不安でしたが、調べたところ自分でもできそうだったのでやってみることに。
変速時の「ガコン!」が気になる
では何故スプロケット交換なのか?というと使っていて不満な所があって…それはギアの変速。
ある程度スピードに乗った時、中段くらいのギアで変速すると「ガコン!」という音と共に起こる軽い衝撃が気になっていました。
「ガコン!」の理由
自分が乗ってるジオスミストラルのギアは8枚でその構成は11T-13T-15T-18T-21T-24T-28T-32Tとなっています。
スプロケットとは歯車の事でTとは歯、数字が歯数を表しています。
一番左が外側のギアで重く、一番右が内側のギアで軽くなります。分かりにくいので図を作ってみました。
(もっとスマートなものが作れなかったのかと言われそうですが…笑)
一番下の数字が変速時の前のギアとの歯数の差を表しています。こうして見ると1速からいきなり4段も飛ぶのですね…変速が進むにつれてギアも重くなる中で3段飛びます。
3速⇒4速時も3段飛びですが、よりスピードに乗っている4速⇒5速⇒6速時に「ガコン!」となり強い衝撃を感じそれが不快感に繋がっているのだと思います。
この差を埋めてよりスムーズな変速を実現しようというのがスプロケット交換の趣旨。
採用したスプロケット
故にただ歯車の枚数を増やすのは解決策とは言えません。大事なのは歯車の構成。
枚数が違うとスプロケットだけでなくディレイラーやシフト、最悪ホイールまで変えなくてはならなくなるようなのでミストラル標準と同じ8速(8枚)のものを選びます。
そこで選んだのがシマノのCS-HG50-8-U(12-23T)
CS-HG50-8 8スピード シマノ カセットスプロケット SORA ロード用 自転車 bebike
本当はこの商品の13-23Tが欲しかったのですがAmazonでは高騰、楽天では在庫無しだったので断念。
ただ4速⇒5速時の違いしかないので12-23Tでも問題無しです。
※同じ商品でも歯車の構成が違いますので注意して選びましょう
こちらも構成を図にしてみました。全ての歯数同士の差がほとんど無いのが分かります。ミストラル標準のギア差の合計が22に対しこちらは11と約半分。
問題の4速⇒5速⇒6速でのギアチェンジが非常にスムーズに行えそうです。
デメリットとして一番軽いギアでもミストラルの3速相当なので登りで苦労しそうですが、そこはフロントの変速でカバーできますしそんな激坂に行く事は無いと思われます。
何となく構造を理解したらいよいよ取り付けです。
【参考記事】
・変速が楽に!ワイドレシオなスプロケットを交換してクロス化してみた!
・クロスバイクの変速時のガツンはクロスレシオなスプロケットに交換で解決! - ESCAPE Airと自転車ライフ