ロードバイクに興味を持ってからというもの、定期的に情報を集めていましたが、あるショップを見つけてそこで試乗会の存在を知りました。それは福岡市中央区に店を構える「ZING² FUKUOKA IWAI」が主催する九州最大級のロードバイク試乗会、"オータムサイクルフェスタ"です。あれこれ悩むよりも実際に乗った方が早い!ということで参加する事に。
オータムサイクルフェスタ / ZING² FUKUOKA IWAI
試乗コース
ショートコースは1km、ロングコースは4km公道を走れます。
自分の試乗券を渡して各調整を済ませたら後は「はい、いってらっしゃい」という感じ。かなり自由というか緩く、途中で監視する人間がいるわけでもなく多少自分達でコースを変えても問題ありません。というか1発目からコース間違えました。
ヤフオクドーム周辺なので混雑する車道の走り方の練習になりました。もちろんスピードを出せるところは出せます(40kmほど出してる人にブチ抜かれた)。
試乗したバイク
試乗車が全体的に中間あたりのサイズで、自分には小さいモデルばかりだったので印象はまた変わるかもしれない。試乗した順に挙げていく。
※個人の印象です
1.PINARELLO RAZHA
何としても乗りたかったピナレロのラザは若干窮屈な感じ。サイズが合っていないからだろうと思って調べたら試乗した他のバイクと大体同じでした。サドルの高さも同じくらい。一発目でまだ乗り慣れて無かったからかもしれません。車体は乗った中で一番軽かった。
やはりお洒落。欲しいのはマットブラックの方ですがブルーもとても綺麗で、特徴的なオンダフォークも気にならない。総合的に乗る人を選ぶ印象。
2.ANCHOR RL6 EQUIPE
今回のサプライズ枠。全体的にクセがなく一言でいうなら「ザ・優等生」という感じ。この後に乗ったウィリエールと比べても遜色無く、「アルミ素材でのカーボンロングライドの乗り味を」というキャッチコピーは大げさではないなと。
が!試乗車が履いているホイールが”FULCRUM RACING3”だったのでその点は十分加味しないといけない(標準だと”SHIMANO WH-RS100”)。
カラーのサンプルも見てきた。
価格的にはジャスト。¥68,000出してフルクラムのホイールに変えても25万を切るコストパフォーマンスの高さは魅力的。乗る前は「ついでに乗ろう」という感じだったが、購入候補に入った。
3.Wilier GTR-Team
今回の本命Wilier。フルカーボンという事で軽く優しい乗り味。アンカーも優等生だったが真面目さを取り除いたような…表現が合ってるか分からないがそんな感じ。購入候補の105モデルではなくアルテグラモデルだったのもあるだろう。何も問題は無いくらい良い、が価格はやはりそれなりになる。でも欲しい。
4.TREK EmondaALR5
フルカーボンのような外観と特徴的な塗装のモデル。
他と比べると地面から伝わる振動が大きいように感じた。
初めて乗ったロードはどうだったか?


最初はシフト操作やハンドルポジションにもたつきましたが慣れてくるとその走りやすさが分かります。やはりシフトチェンジのスムーズさはクロスとは段違いですね。それからスピードに乗るまでの時間が短く加速も凄い。逆にブレーキは105でもアルテグラでも違いを感じられなかったです。
とはいえロードバイクに乗る感覚を得られたのは大きい。乗ると違いが分かるかどうかが不安でしたが、何となくでも自分の中で違いを感じる事ができたのも収穫。来年も是非参加したい。もっとたくさんのバイクに乗れば良かったと後悔するほどの大満足。
買うバイクは決まったか?
決まりません笑
今回乗ったバイクも条件が様々で同じ目線で比べる事ができないので一概に良い悪いと言えません。自分の中でデータを増やして好みの1台を選ぶのはもう少し先になりそうです。