この記事はこんな人向けに書いています
- そろそろ休日コーデにはスニーカーではなく革靴を履きたい
- ワインカラーの革靴を探している
- 727RAL WINEのレビューが見たい
僕は腕時計を趣味にしており、高級時計といえる物も所有しています。
IWCのポルトギーゼ・クロノグラフを購入してからは、他のアイテムも時計に負けない物を身に着けたいと考えるようになりました。
僕は私服にはスニーカーを履くことが多いです。
それなりの物は履いていますが、全体の印象がカジュアルになってしまうのは避けられません。
これではせっかくのいい時計が浮いてしまう…。
そこで「私服で履ける革靴を買おう」ということになりました。
知識もないので「革靴といえばリーガル」という安直なイメージの下、3万円以下の条件で探した結果、「727RAL WINE」を購入しました。
私服用に適した革靴は?
「内羽根+ストレートチップ+黒」は避ける
初心者なりに出した結論が、「黒色の内羽根ストレートチップ以外ならなんでもいい」。
というのも、黒の内羽根ストレートチップはその見た目から、フォーマルな場にもっとも適している靴だと言われています。
つまり、カジュアルな靴を選ぶ今回の買い物からは除外します。
そしてもう一つ覚えておきたいのが、基本的に内羽根はフォーマル、外羽根はカジュアルな印象になるということ。
内羽根とは
靴紐を通す穴が甲の部分と一体になっているもの。
一体感が全体的にスラっとした印象を与える。着脱はしづらい。
外羽根とは
靴紐を通す穴が甲の部分と別になっているもの。
着脱が容易なので、動き回るときは重宝する。
以上から僕が今回選ぶのは外羽根のストレートチップ以外の靴ということになります。
それ以外のデザインに関しては「カジュアル寄りだがフォーマルでも使える」とか、「フォーマル寄りなカジュアル」とか書かれていて正直判断が付きません。
昨今はフォーマルとカジュアルの境目は曖昧になっている気がしますし、これ以上ネットの前で悩むのは不毛なので店頭に向かいました。
外羽根・Uチップの「727RAL WINE」を購入
購入したのはUチップ(つま先の縫い目がUの字になっている靴)の外羽根です。
形状ではなく色で選びました。
もともとワインレッドを選ぶつもりはなく、最初は落ち着いた色味のブラウン系にしようと思っていました。
ですが、このワインレッドとブラックが混在したような独特で綺麗な色味に惹かれて購入しました。
陽に当たった状態と、当たってない状態で全く色味が異なるのが分かると思います。
履き心地は?
革靴を履き慣れていないので、初めは指の付け根あたりが痛かったです。
しかし、3~4回履いていたらだんだん馴染んできて痛みも感じなくなってきました。
履き心地の変化が分かるには時間が掛かると思うので、後日追記したいと思います。
一緒に買ったもの
知識があまり無いので店員さんに丸投げしたところ、以下の4つをおすすめされました。
- ブラシ(豚毛)
- クリーナー
- クリーム
- 防水スプレー
純正品だけあってちょっとお高めだと思うんですが、ブラシは先が少し曲がっているので使いやすいです。
手入れ方法
革靴で悩むのがその手入れです。
なにやら手順がありそうですし、適当にやったらせっかくの靴が台無しです。
ネットで調べようにも、無数の宗派情報が転がっていて判断できません。
そこで手入れについても店員さんに聞いてみました。
基本はこの6工程で良いそうです。
- ブラシで汚れを落とす
- クリーナーを塗る
- よく拭く
- クリームを塗る
- よく磨く
- 防水スプレーをかける
リーガルのホームページにも同じことが書いてありました。
手入れ以外にも、革靴に関する知識が分かりやすく紹介されているので、一読しておくと役に立ちます。
・靴の取説_知りたい!靴のお手入れ | リーガルコーポレーション
シューキーパーで保存
せっかく綺麗に手入れしても型崩れしてしまっては見た目が台無しです。
ですので、履かないときはシューキーパー(シューツリー)を入れて靴棚に置いています。
シューキーパーも高いものだと靴が1足買えてしまうので、価格重視かつ木製のものを選びました。
そこで購入したシューキーパーが「コスパを重視したレッドシダーシューツリー」。
冗談みたいな商品名ですが、物はふざけていません。
詳しくはこちらの記事でまとめています。
727RALの基本情報
- 甲革:牛革
- 表底:合成底(ゴム)
- かかと:合成ゴム
- 製法:セミマッケイ式
- デザイン:Uチップ
- 修理可:全ソール、ヒール
- 原産国:日本製
- カラー:ブラック、ワイン
- サイズ:23.5/24/24.5/25/25.5/26/26.5/27
- 備考:アドバン仕上げ
- 製品ページ
マッケイ式製法とは?
この製法の特徴を簡単にいうと、スマートな形、ソフトな足入れ、そして軽量です。
それは甲革と中底と表底を一緒に通し縫いするという、比較的簡単なつくりのためです。靴内部の底から甲にかけて、足を包むように仕上げるため、まるで靴下のような感覚でフィットする靴として多くの人に人気があります。
靴の中をのぞくと、中底の回りに縫い糸が見えるので、マッケイ製法であることが確認できます。
引用:リーガル公式
「アドバン」仕上げって?
アンティーク感を出すために行う革の仕上げの方法になります。
革の表面にグラデーション・色むらを付ける為に重ねて塗装し、部分的に色を落とすといった仕上げを行います。
アドバン仕上げ商品のお手入れ
シュークリーナーをつけて汚れを落としますと、折角の色が落ちてしまいますので、出来ましたら毛ブラシでこまめに汚れを落とし、防水スプレーを仕上げに軽くかけておくことをお勧めいたします。補色を目的としてラスタークリームをご利用される場合は、均一的に行わず、ご自身で色むらをつけるような気持ちで行いますと、お気に入りの一足として仕上がっていきます。
そのままの状態を楽しみ、色を落として楽しみ、補色して楽しみとお手入れをしていただき、より深い色合いが表現され、貴方だけの一足として変化していきます。引用:リーガル公式
このアドバン仕上げこそが、先ほど述べた「独特で綺麗な色味」を生んでいるのですね。
ここで先ほどの写真を改めて見てみると、仕上げの製法通りになっているのが分かります。
甲の部分とつまさきで色むらができており、グラデーションになっていますね。
さらにそれが左右で異なります。
まとめ
知識や興味が育ってきたらもっと上のブランドも買うかもしれませんが、まずはリーガルを履いて革靴を楽しんでみようと思います。
希望を伝えてあとは相手にお任せ。最終的な判断は自分が下す。
たまにはこういう買い物も良いなと思いました。
これ以外にもさまざまなジャンルの商品をレビューしています。
お探しの商品があるかもしれませんので、ぜひ一度のぞいてみてください。