この記事はこんな人向けに書いています。
- オンでもオフでも使える時計を探している
- 10万円以内で良い時計が欲しい
- カーキフィールドオートのレビューが見たい
初めての機械式として選ぶ人が多いのが、アメリカ発スイスブランドHAMILTON(ハミルトン)の腕時計。
時計店に行けば必ずと言っていいほど取り扱いがあり、商品を眺めている人も多い印象のブランド。
ハミルトンが多くの人に選ばれているのは、手の出しやすい価格と質の高さを両立しているから。
僕も友人・知人に「10万円以内で良い時計がないか?」聞かれたら、ハミルトンをよく挙げています。
また、「カーキ」「ベンチュラ」「ジャズマスター」など、ハミルトンにしかいないモデルが多いのも特徴。
もともとは鉄道時計から始まりましたが、第二次世界大戦時には米軍に100万個以上の腕時計を供給した実績があります。
そんな歴史にルーツを持つ「カーキフィールドオート」の38mmモデルを知人が購入しましたので、 借用レビューしてみたいと思います。
「75年を超える米国軍とのパートナーシップ」(ハミルトン公式)
カーキフィールドオート 38mmの外観
文字盤
ミリタリーウォッチらしい黒と白で構成された文字盤に、秒針先端の赤色がアクセントになっていますね。
デイト含めて37個ものアラビア数字が並んでいながらもまとまっているところにデザイン性の高さを感じます。
風防はサファイアガラスということもあって、どこから見ても時刻が読み取りやすいです。
ダイアルは外周部分と内周部分で異なる仕上がりなのが見て取れます。
ケース
ベゼル部分はポリッシュ、ラグ部分はサテンと仕上げを分けています。ラグ幅は20mm。
こちらもミリタリーウォッチの特徴である大きいリューズが巻きやすいです。
ムーブメント
ムーブメントはCal.H-10。ベースはETA社の2824-2。
パワーリザーブは80時間。
ローター部分にブランド名をデザインした「H」が良いですね。
ベルト
ベルトは可もなく不可もなくという感じ。バックルは片開きです。
リストショット
着けさせてもらって、まずその小ささと軽さに驚きました。
スペック上は38mmですが、実物は36mmくらいの印象を受けます。
さらにステンレスベルトでありながら128gと軽めです。
ケースの厚さは12mmでシャツの袖口には干渉しません。
カーキフィールドオート基本情報
- ケース幅:38mm
- ケース厚:12mm
- ラグ幅:20mm
- 重量:128g
- パワーリザーブ:80時間
- 防水:10気圧
- 価格:71,000円(税抜き)
- 機構:自動巻き
- 型番:H70455133
- 製品ページ
これだけのスペックでありながら10万円を切る価格は素晴らしいの一言。
カーキフィールドとは?
ハミルトンのコレクションの一つである「カーキ」は3つに分けられます。
それらを簡単に説明すると下記の通り。
- カーキアビエーション⇒パイロットウォッチ
- カーキネイビー⇒ダイバーズウォッチ
- カーキフィールド⇒ミリタリーウォッチ
どのコレクションも屋外での使用に耐えうる頑丈さを備えています。
その中でもカーキフィールドは比較的サイズが小さいラインナップですので、スーツでも使えるものが多いです。
購入者に質問
- Q:なぜハミルトンの時計を選んだのか?
- A:アウトドアかつスーツに合わせられる時計を探していたらこれになりました。
グレーのスーツに合わせて使っています。
- Q:気に入っている部分は?
- A:タフそうな見た目と秒針の赤
- Q:難点は?
- A:バックル(クラスプ)部分が少し大きすぎるかなと感じます
まとめ
購入者の意図通り、日常でも仕事でも使える時計です。
革ベルトでもNATOでも合いますし(個人的にはステンレスより合うと思います)、人によってはこれ1本持っておけば済んでしまうことでしょう。
ミリタリーウォッチらしく視認性も高いですし、ブランドを代表するモデルなのも納得な時計です。