この記事はこんな人向けに書いています。
- オンでもオフでも使える時計を探している
- 10万円以内で良い時計が欲しい
- カーキフィールドオートのレビューが見たい
初めての機械式として選ぶ人が多いのが、アメリカ発スイスブランドHAMILTON(ハミルトン)の腕時計。
時計店に行けば必ずと言っていいほど取り扱いがあり、商品を眺めている人も多い印象のブランド。
ハミルトンが多くの人に選ばれているのは、手の出しやすい価格と質の高さを両立しているから。
僕も友人・知人に「5~10万円で良い時計がないか?」と聞かれたら、ハミルトンを挙げることは多いです。
それでいて「カーキ」「ベンチュラ」「ジャズマスター」など、ハミルトンにしかいない特徴的なデザインが多いのも魅力。
ハミルトンというブランドはもともとは鉄道時計から始まりましたが、第二次世界大戦時には米軍に100万個以上の腕時計を供給した実績があります。
今回はそんな歴史にルーツを持つ「カーキフィールドオート」の38mmモデルを知人が購入しましたので、 拝借してレビューしてみました。
カーキフィールドオート基本情報
- ケース幅:38mm
- ケース厚:12mm
- ラグ幅:20mm
- 重量:128g
- パワーリザーブ:80時間
- 防水:10気圧
- 価格:71,000円(税抜き)
- 機構:自動巻き
- 型番:H70455133
- 製品ページ
これだけのスペックでありながら、10万円を切る価格は素晴らしいの一言。
カーキフィールドとは?
時計について見ていく前に、簡単にカーキシリーズについて説明します。
ハミルトンのコレクションの一つである、カーキシリーズは以下の3つに分けられます。
- カーキ アビエーション⇒パイロットウォッチ
- カーキ ネイビー⇒ダイバーズウォッチ
- カーキ フィールド⇒ミリタリーウォッチ
カーキシリーズは時計のサイズが大きいものが多いんですが、今回紹介するカーキフィールドは比較的サイズが小さいラインナップですので、使い勝手が良いものが揃っています。
カーキフィールドオート 38mmの外観
それではデザインを見ていきましょう。
文字盤
ミリタリーウォッチらしい黒と白で構成された文字盤に、秒針先端の赤色がアクセントになっています。
デイト含めて37個ものアラビア数字が並んでいながらも、まとまっているところにデザイン性の高さを感じます。
風防はサファイアガラスということもあって、どこから見ても時刻が読み取りやすいです。
ダイアルは外周部分と内周部分で異なる仕上がりなのが見て取れます。
ケース
ベゼル(文字盤外周の縁取り)はポリッシュ、ラグ(時計本体とブレスレットを繋ぐ部分)はサテンと仕上げが分かれています。
リューズが大きくて巻きやすいのも良いですね。
ムーブメント
ムーブメントはCal.H-10(ベースはETA社の2824-2)。
パワーリザーブは驚異の80時間(3日と8時間)。
80時間のパワーリザーブは仕事で使っていて便利だと感じます。
ローター部分の「H」が汎用品っぽさを出してなくて良いですね。
ブレスレット
ブレスレットは可もなく不可もなくという感じ。バックルは片開きです。
リストショット
着けさせてもらって、腕への収まりの良さと軽さに驚きました。
スペック上は38mmですが、実物は36mmくらいの印象を受けます。
ケースの厚さは12mmでシャツの袖口には干渉しません。
さらにステンレスベルトでありながら128gと軽めです。
購入者の友人に質問
まとめ
購入者の意図通り、日常でも仕事でも使える良い時計です。
革ベルトでもNATOでも合いますし(個人的にはステンレスより合うと思います)、人によってはこれ1本持っておけば済んでしまうことでしょう。
ミリタリーウォッチらしく視認性も高いですし、ブランドを代表する人気モデルなのも納得な時計です。