この記事はこんな人向けに書いています。
- スマホ用マクロレンズで腕時計の写真を撮りたい
- 100円のレンズと3,000円のレンズで違いがあるか知りたい
- ケンコー・トキナーのマクロレンズの評判が知りたい
以前「手軽に人と違う腕時計の写真が撮れるキャンドゥのスマホ用マクロレンズ」という記事で、100円ショップで買ったスマホ用マクロレンズで腕時計の良い写真が撮れることが分かりました。
ただ、そこは100円。良い写真は撮れるものの、限界を感じることもありました(主に被写体との焦点距離)。
そんなとき目に入ったのがフォロワーさんの投稿。
アップされている素晴らしい写真は、なんと3,000円程度で買えるスマホ用のマクロレンズで撮ったものだそう。
それなら僕も買ってみようという事で即買い。さっそくレビューしてみます。
本日は晴天なり。出掛けたいところではありますが、家で大人しくしています(^^;;
— Hiro-884 (@hiro_884_z33) May 30, 2020
クロノマスターのサン&ムーン、月の模様がなかなかリアルでよき(*´꒳`*) pic.twitter.com/IcMOcgOr4V
Kenko リアルプロクリップレンズ概要
購入したのはケンコー・トキナーのレンズ。
聞き慣れない名前ですが、東京都に本社を置く日本の企業です。
価格はAmazonが一番安く3,000円程で買えました(記事執筆時)。
僕のスマホはデュアルレンズ(レンズが2つ)ですが取り付け可能です。
おそらくこの手の商品は、ほとんどのスマホで取り付けられるようになっているでしょう。
ピントフードが便利
これを買った理由の一つが付属のピントフード。
レンズの上から装着することで安定した撮影が可能です。
また、影ができがちなマクロ撮影では被写体を明るくする効果もあるように感じました。
付属ピントフードを使用するとピントが合う距離を固定でき、しかもブレのない超近接撮影が可能になります。
※付属ピントフードはピントが合う距離が固定のため、マクロレンズを2枚組み合わせた時のみ使用可能です。
100円ショップ製との比較
※どちらもピントフードを使って撮影
100円ショップも十分良く撮れていますが、被写体との距離やボヤける範囲などを比べると一目瞭然ですね。
100円ショップレンズの倍率が書いてなかったので単純な比較にはならないかもしれませんが、3,000円出す価値はあると感じました。
マクロ撮影ゆえの悩み
ツイッターでアップされるマクロ撮影画像にホコリが付いていて、「なんで拭いてから撮らないんだろう???」と思っていましたがあれには理由があります。
おそらく拭き取れないほどの微細なホコリ、もしくは目には見えないレベルの小傷ではないかと思います。
よく見ると、この記事内の写真にも同じようなものが写っているのが分かります。
知りたい細部を写したら、知りたくなかったことまで知ってしまい若干テンションが下がります…皮肉なものです(笑)
昨日スマホ用のマクロレンズを買ってみました。なかなか扱いが難しい…というか風防の埃が気になるくらい写り込みます(T ^ T) pic.twitter.com/pvirkktRrm
— Hiro-884 (@hiro_884_z33) May 28, 2020
撮影サンプル
最後に撮った腕時計の写真を挙げておきます。
美しい…
Kenko リアルプロクリップレンズまとめ
- 国内メーカー
- 最大倍率6倍
- 付属のピントフードが便利
- 100円ショップとの差は確かにある
- 小傷を発見してテンションが下がる
- 腕時計の新たな一面を発見してテンションが上がる
- SNSでのいいね率が上がる(体感)
約3,000円でこれだけ撮れて満足しています。
気軽に出せる金額だと思うので興味があれば買ってみるのも良いですし、僕のようにまずは100円ショップ製から始めるのも良いですね。
照明もあるとなお良し
BenQから発売されているモニター上部に置くタイプの照明です。設置するモニターをほぼ選ばず、手元を明るく照らしてくれます。
明るさ、色温度、角度、位置の調整が自由。オート調光機能付き。
僕はこれを買って机の上でも綺麗な時計の写真を撮ることができています。マクロレンズとの相性は抜群です。