この記事はこんな人に向けて書いています。
- 机の上でも腕時計の綺麗な写真を撮りたい
- 照明が暗くてイマイチな写真しか撮れない
- ついでにモニター周りも照らしてくれたらGood
突然ですが、皆さんは腕時計の写真はどこで撮っていますか?
様々な場所が浮かぶかと思いますが、自宅の机の上で手軽に撮りたいと思う人が多いのではないでしょうか?しかしそこである問題が浮上します。それは、
"デスクの上が暗くてなかなか良い写真が撮れない"
僕自身同じ問題に直面して100均でLEDライトを買ってみたりしましたが根本的な解決にはならず、なにか良いデスクトップライトがないか探していたらたどり着いたのが台湾メーカーBenQのスクリーンバー。
ライトをモニターに引っ掛けるというありそうでなかったアイデア商品。
しかしこの商品、1万円以上します。類似品なら半分以下の価格で手に入りますし、果たして1万円以上も出す価値があるのか?と思いましたが思い切って購入しました。
使ってみてすぐにこれは良い商品だと分かったので急遽記事にしました。
※このレビュー記事はあくまで腕時計を撮る為、という切り口で商品を紹介していますので純粋な商品レビューでは無いことをお断りしておきます
商品仕様(一部抜粋)
- 照度:1000ルクス(14段階)
- 色温度:2700~6500K(8段階)
- 光源:LED
- 電源:USB(Type-C)
- 消費電力:最大5W
- 寸法:45cm x 9.0cm x 9.2cm
- 重量:0.53kg
- 自動調光機能付き
- 製品ページ
照明がある時とない時で比較
デスクトップ
ライトを点けていない状態。
キーボードの存在もかすかに確認できます。PCのロゴや右奥に置いてある時計の箱のロゴは見えない状態。
それにしても暗い。こんな環境でよくやってたなと我ながら思います(笑)
ライトを点けた状態。
明るいですね!キーボード全体が現れ、手元を照らしてくれるという商品の特徴がよく出ています。DELLやORISのロゴもしっかり確認できますね。
さらに分かりやすい例をもう一つ。
腕時計
ライトを点けていない状態。
時計の風防に背景が写りこんでしまっていますね。財布もほぼ真っ黒です(本来は青)。
ライトを点けた状態。
一目瞭然ですね。風防の映り込みもほぼ無し(ちょっとミスって指が写り込んでますが)。財布の青色も表現できています。
BenQスクリーンバーの下で撮った腕時計の写真例
普段なら撮りにくい上からの構図もこの通り。
黒と白の文字盤を並べて撮ると、明暗が偏って片方の映りが悪くなりがちですがそんなこともありません。
これなら腕時計用の撮影ブースを作る必要もなさそうですね。
手持ちのスマホ用マクロレンズも使ってみましたが相性バッチリです。後述しますが、色温度を変えればさらにいい雰囲気の写真になりそうですね。
スマホ用マクロレンズで腕時計を撮る【ケンコー・トキナー リアルプロクリップレンズ 超接写6倍】 - 青に惹かれて。
とにかく省スペース!
購入前からこの商品が素晴らしいと思ったのがその設置方法。
モニターの上にそのまま乗せるだけ。ただし、ベゼルレスなモニターだとはみ出してしまうので、なにかを間に挟む必要があるようです。僕はIO DATAのモニターを使用していますが問題なく設置できました。
USB給電なので、モニターの後ろからそのままPCのUSBポートに差し込めば配線がゴチャゴチャすることもありません。PCの電源をオフすればライトも消えるようになります。
何から何まで自由度が高い
色温度は8段階、明るさは14段階までタッチパネルで調整できます。適切な明るさが分からなければ「オート調光ボタン」を押せばセンサーで最適な明るさに調整してくれるので楽チンです。
本体は左右にスライドできますし、ライトの角度も変えることができるので自分の姿勢に応じて変更できます。それでいて作業の邪魔にならない省スペースを維持できます。
まとめ
価格の安い類似品で妥協しなかったのはBenQというブランドに対する信頼からですが、買って良かったです。価格はそれなりにしますがそれだけの価値があります。ライト一つでここまで変わるとは思いませんでした。
デスクトップが明るくなっただけでなく、腕時計の撮影スタジオと化したのは自分にとって思わぬ副産物。
また、綺麗に照らしてくれる分ホコリも目に付くようになりました。こまめに掃除する良いきっかけになりそうです。
年始から良い買い物ができました。