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腕時計について浅く狭く書くブログ

初めての高級時計にノモス タンジェント(38mm)を買いました

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機械式時計に興味を持って半年余り、ついに初の高級時計を買う事になりました。

今回買ったのはドイツブランドノモス・グラスヒュッテのタンジェント(38mm・手巻き TN1A1W238)です。

正規店で購入しました。

  • 多くのブランドがある中でなぜノモスなのか?
  • デザインがシンプル過ぎないか?

購入前後の自分の気持ちを書いていきたいと思います。

もくじ

なぜ初めての高級時計にノモスを選んだか?

使うシーンを選ばない洗練されたデザイン

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初めての高級時計なので、「どんな場所でも自信をもって着けられるフォーマルな時計を選ぼう」と決めていました。

なので、いわゆる”ドレスウォッチ”と呼ばれる腕時計を物色している中でノモスに出会いました。

その中でもタンジェントは冠婚葬祭時の腕時計のマナー(形骸化している気もしますが)である、「白文字盤・3針・黒革ベルト」の時計だったので使いやすそうだなと思いました。

結婚式における腕時計を考える – 青に惹かれて。

最初の頃は雑誌やネットで見た時にその値段を見てビックリしましたし、正直最初の高級時計にこれを選んでいいものだろうか?と思う事もありました。

しかし実物を見てそんなモヤモヤした思いが吹き飛びました。やはり目で見るのとは違いますね。

また、最低でも10年は使おうと思っていたので飽きのこないデザインというのも重要でした。

「そこそこ」のブランド力と知名度

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出典:ノモス公式

「そこそこ」と言うと怒られそうですが、僕にとってノモスはそういうブランドでした。

周りの評判の為に買うわけではないですが、マイナーすぎるのも嫌でした。

世間一般でいえばノモスもマイナーなんですが、腕時計に興味のある人なら絶対知っているブランドというバランスの良さが気に入りました。

ブランドとしての実績がある

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出典:ノモス公式

  • 一貫した姿勢をうかがわせる変わらないデザイン
  • 創業からわずか15年で自社ムーヴメントを開発しマニュファクチュールとなった技術力が成す優れた精度
  • スウォッチやリシュモンなどのグループに属さず成長したブランド力
  • ドイツ製の精密機械という信頼感

ノモスは他ブランドと比べるとまだまだ若いブランドですが、だからと言って実績がないわけではありません。

特に自社ムーブメントを開発し、独自路線を貫いているのは自分の価値観と合致して魅力的でした。

ノモスグラスヒュッテは自社内のみでムーブメントを開発・製造をしています。すべての時計がグラスヒュッテの社内で、工房で生産されているのです。

そしてパーツのほとんどが手作りで作られています。信じられないような努力とディティールへの気遣いと共に、ノモスの時計技師は多くのムーブメントのパーツを、その手で完成させているのです。

ノモスグラスヒュッテが機械を使用するのは、1/1000mm以上の精度を必要とするような、手作業ではできない範囲のみです。

引用:ノモス公式

タンジェントのスペック

  • 価格:286,000円(税込み)
  • ケースサイズ:37.5mm
  • ケース厚:6.7mm
  • ラグ幅:19mm
  • 防水:3気圧
  • パワーリザーブ:43時間
  • 風防:サファイアクリスタル
  • 針:ブルースチール
  • ベルト:ホーウィン社製シェルコードバン
  • 型番:TN1A1W238
  • 製品ページ

f:id:take_blog:20190920151202j:plain厚くなりがちな機械式でケースの厚さがたったの6.7mmは驚異的。
薄いケースは浮くことなく腕に馴染んでくれるので、着け心地が良くなります。

しかしそのぶん衝撃には弱いですので、丁寧に扱ってあげましょう。

ムーブメント

f:id:take_blog:20191022024524j:plainケースが薄いということは、それだけ中身のムーブメントも薄いということです。
タンジェントのムーブメントの厚さはなんと2.6mm。

ムーブメントはノモス自社製の「キャリバーα」
プレートに施されたグラスヒュッテストライプや、青焼きのネジが綺麗なムーブメントです。

ローター(回転錘)によって遮られることが無いので、ムーブメント全体を眺められるのは手巻き時計の良いところですね。

初めて見た時は惹きつけられてしばらく眺めていました。

フォトギャラリー

横長の木箱

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ノモスの箱は横長です。おそらく全モデル同じだと思います。

ブランドロゴ入りの大きめな布も付属しています。

リストショット

f:id:take_blog:20190920151305j:plain僕の手首は16.5cm程で38mmは若干大きいようにも見えます。

35mmと悩みましたが、姿鏡で全身をチェックしてちょうどいい大きさだったので38mmを選びました。

ホーウィン社製のシェルコードバンは独特のツヤと装着感があります。

ベルト穴はそのままだと大きかったので、僕は穴を2つ開けてもらいました。その場ですぐ対応してもらえるのも正規店購入のメリットですね。 

文字盤とブルースチール針

f:id:take_blog:20190920151337j:plainf:id:take_blog:20190516181314j:plain白銀仕上げの文字盤は太陽光に当てると真っ白に輝きます。

まっすぐに長く伸びるブルースチール針は細いですが存在感があります。

光を当てたときにキラリと光る青色がとても綺麗で魅了されます。

ノモスは安っぽいのか?

f:id:take_blog:20190920151355j:plainノモスを買おうか迷っている人の中には「安っぽいのではないか?」という思いが少なからずあると思います。

月並みな表現ですが全体的に洗練されていて安っぽさはありません。上品な時計です。

ただし、それは必ず実物を自分の目で確認してください。

正直、写真写りは悪いと思ってるので(魅力を伝えられる写真がなかなか撮れない)、ネットの画像や写真だけで判断するのは難しいと思います。

だからこの記事も決め手にはしないでください。あくまで参考の一つにとどめて欲しいと思います。

買おうと思っている人には、後悔のないようにノモスを選んで欲しいと思います。

まとめ

f:id:take_blog:20190516202900j:plain今年は自分にとって節目の年でもあるので思い切って購入しましたが、使っていて思うのは初めての高級時計にノモスを選んでよかったという事です。

最低でも10年は使いたいと思っているので随所で記事を書いていきたいと思います。

これでしばらく腕時計購入に関しては落ち着きますが、果たして10年後まで何も買わないままでいられるかどうか…笑 

※追記 10年どころか1年も持ちませんでした

ノモスを使ってみた感想はこちら

ノモスを購入してから1年後と、3年後に改めてレビュー記事を書いています。
時系列順に読んで頂ければ、より理解が深まるのではないでしょうか。

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