今でこそ高級時計を所有するようになりましたが、なにも最初からそうだったわけではありません。
僕が腕時計に興味を持ったのはファッションウォッチがきっかけでした。
そのファッションウォッチとは「ダニエル・ウェリントン」(以下DW)です。
この記事はファッションウォッチを肯定するものでも否定するものでもありません。
ただただ僕の考えをつづっていく時計遍歴のような内容になっています。
ダニエル・ウェリントンがもたらしたもの
当時は1万円以上する時計を買うのも思い切った状態でDWを買いました。
しかしそれでも腕時計に関する興味は失われず情報を集めていきます。
ファインボーイズを読んで色々想像するのが大好きでしたし、行きつけのお店には「TiCTAC」が加わりました。
買い物は買う前が一番楽しいと言いますが、まさにその通りの状態です。
ラース・ラーセンを購入
DUFA、HENRY LONDON、TRIWA、ZEPPELINなんかが好みでしたが、買ったのは「ラース・ラーセン」でした。
なぜこのブランドかというと、文字盤の色で選びました。この頃から青に弱い(笑)
膨れ上がる購買意欲と金銭感覚
しかしそれでも腕時計への興味は冷めるどころかどんどん熱を帯びていきます。
普通1~2本買えばそこで満足してもう興味は尽きるものでしょうが、僕はそうなりませんでしたのでこの頃から腕時計を趣味にすることにしました。
試着画像のインスタ投稿もこの頃始めます。
興味と共に金銭感覚もインフレしていきます。1万円から3万円、3万円から5万円…という具合に。
一大決心で機械式腕時計を5万円で購入
雑誌やwebを眺めていると自分好みの時計がたくさん出てきます。
しかし例外なくそれらが高い!それもそのはず、ほとんどが機械式だったからです。
当時から好みだったノモスも「これで20万!?」と思っていました。「シンプルで好きだけど高すぎんか…?」と思ってました…思ってたんですけどね(笑)
初めての高級時計にノモス タンジェント(38mm)を買いました – 青に惹かれて。
ただ、ファッションウォッチにはない質感と雰囲気に惹かれます。これが欲しいと。
流石に20万は無理だったので、初めての機械式として買ったのが5万円のオリエントスターでした。
当時は一大決心をして買いましたが、手に入れた嬉しさと共に「腕時計に5万も使ってしまった…」という罪悪感もありました。
初めての機械式腕時計にオリエントスター(WZ0081DA)を買いました – 青に惹かれて。
そして現在へ…
慣れというのは恐ろしいもので、一度経験してしまうとそれまで恐れていた場所が安住の地になっているんです。ホント恐ろしい(笑)
「機械式腕時計を買って1年経ったので振り返る」でも触れましたが金銭感覚は麻痺しました。今も壊れてます。
そんな僕が次に買おうと思っているのがIWCのポルトギーゼ・クロノグラフです。購入すれば過去最高額になりますし、間違いなく大きな買い物になります。
DWがポルトギーゼになったら僕の手首は驚くでしょうね。いや、呆れるか(笑)
※追記:呆れてます
憧れのポルトギーゼ・クロノグラフ青文字盤(IW371491)を購入! – 青に惹かれて。
僕にとってのファッションウォッチとは?
僕にとってのファッションウォッチは腕時計への興味を支えてくれた存在です。
「こんな時計もあるんだ」「こんな時計が欲しい」。
星の数ほどブランドがあるからこそ、欲求は消えることなく次の世界へと誘ってくれました。
ただ、ファッションウォッチにはもう戻らないでしょうね。機械式腕時計の魅力を知ってしまったから。DWも親戚にあげました。
だからツイッターのフォロワーさんで高級時計を所有しておきながら、安価な腕時計への愛を持ち続けている人は素直に凄いと思いますね。
また、今はファッションウォッチや安価な時計を買っている人がこの先どんな時計を買っていくのかも注視しています。
そういう点でもSNSはおもしろいです。
久しぶりに僕のブログの原点のような記事を書きました。
自分の好きな表現を思いきり使えますし、書いてて楽しいのでこういう血の通った記事も増やしていきたいですね。
こんな毒にも薬にもならないような記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。