突然ですが、僕は2022年に時計を購入する予定です。
その候補の一つとなっているのが、ショパールのアルパイン イーグルです。
今回の記事では、僕がなぜアルパインイーグルを候補に入れている理由について書いていきたいと思います。
アルパインイーグルを候補にしている理由は、「所有コレクションから考える今後の腕時計人生【定期更新】」でも書いていますが、もう少し詳しくまとめてみたいと思い、個別に記事にしてみました。
それではいってみましょう。
アルパインイーグルのどこが良いの?
唯一無二なデザイン
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ずばりデザインです。ありきたりですが、この一言に尽きます。
知れば知るほど考えられた時計、語るべきところが多い時計というのがデザインだけでもたくさんあります。
- ワシの目の虹彩を模した文字盤
- ワシの羽を模した秒針
- 高硬度で独自の輝きを放つ”ルーセントスチール”
これらは現状、アルパインイーグルでしか体感できないことです。
ただ流行に乗っただけのラグスポではないものがそこにはあります。
特にワシの目の虹彩を模した文字盤デザインは抜群の美しさ。41mmでも36mmでも、その綺麗な筋目にはウットリさせられます。
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過去に3度実機を試着したことがありますが、感じたことはいつも同じでした。
実際に手に取って見るたびに、よく考えられた造形だと思わされます。特にケースに驚かされることが多かったです。
横から見ると直線的な金属感がカッコイイんですよね。この時計が一番映えるのは正面ではなく、側面かもしれません。
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正直な話、発表当初は自分の知識不足もあって「またラグスポか」くらいの認識でした。
なので興味本位で試着をした時は、その完成度の高さに衝撃を受けて一気に心を奪われてしまいました。
今日見てきたブランド③ショパール
アルパインイーグル❗🦅
本日最も心を奪われた時計。
メッチャ良い…仕事用とかもうどうでも良いくらい欲しい…。
驚いたのはケースサイズと薄さ、そして軽さ。
仮にゼニスを買ってもこの時計に対する想いは消えないだろう。これは見てはいけない時計だった… pic.twitter.com/XrFKN6HpEi
— T@KE【タケ】青に惹かれて。 (@take87bluelover) September 19, 2020
ポルトギーゼとの親和性・補完性の高さ
僕が次の時計を買う必須条件に「ポルトギーゼと被らない」ことがあります。
ポルトギーゼもアルパインイーグルと同じく、エレガントな雰囲気を持ちつつもカッコよさも兼ね備えている時計。
ポルトギーゼは春秋のジャケットスタイルに、アルパインイーグルは夏のラフなスタイルに合わせることで季節ごとの使い分けもできます。
スペックで見てもインデックスの違い、デイトの有無、クロノグラフと三針、ベルトの素材の違い…などの相違点があります。
キャラクターは異なると言っていいでしょう。
“ド定番”ではない立ち位置
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これはもう完全に僕個人のイメージです。
ジュエラーと言えばカルティエやブルガリ、ラグスポと言えばロイヤルオークやノーチラスを連想する人が多いかと思います。
ブランドとしてもラグスポとしても決して最初に連想されない、ちょっとした外しのような立ち位置に惹かれますね(こんなこというと怒られそうですが)。
実際まだまだオーナーさんは少ないですし、人と被らないことを好む僕にも合っているように感じます。
ジュエラーとして知られながら、実は腕時計から始まったブランドというのも良いですね。
親子3世代を股にかける誕生秘話
アルパインイーグルはショパール初のステンレススティールウォッチである、”サンモリッツ”を現代に合わせてリデザインされたものです。
過去のモデルを現代風にするのは全くもって珍しい話ではありませんが、アルパインイーグルの場合は少し異なります。
サンモリッツは父が祖父を、そしてアルパインイーグルは息子が父を説得して誕生したもの。3世代に渡って紡がれてきた時計、というのは腕時計業界を見渡しても少なく、ストーリー性は十分です。
デザインにおいて語るべきところが多いと言いましたが、誕生の背景にそうした点があるのはこの時計の魅力をさらに引き上げています。
どうしてアルパインイーグルを買わないの?
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ここまで言うともはや買わない理由は無さそうに見えますが、そんなことはありません。
価格
「買わない理由が価格なら買え、買う理由が価格なら買うな」という言葉がありますが、価格を一番の理由に持ってきたのは理由があります。
というのも、僕の腕時計の最終目標としてA.ランゲ&ゾーネのサクソニアがありますが、これは何があっても買おうと思っています。
サクソニアを買う以上、その前に150万円以上するアルパインイーグルを購入するとなるとトータルで400万円近い出費となります。庶民の僕には無視できない金額です。
また、仮にアルパインイーグルを諦めてしまえば、その金額でミドルレンジの時計が1~2本買えてしまいます。
そちらの方が満足度が高いのでは?と葛藤しては考える、を繰り返しています。
デイトとねじ込み式リューズの存在
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アルパインイーグルは仕事では一切使わず、休日に着けることになります。週に多くて2日です。
そうなると60時間のパワーリザーブでは止まっている可能性が高く(僕は時計を常に動かさないタイプ)、使う度に時刻合わせをする必要があります。
であれば、デイトとねじ込み式のリューズの存在は使う上で気になる部分になります。
個人的な経験上、使用する度になにか引っ掛かりのようなものがあれば使用欲が薄れていく可能性が高いです。アルパインイーグルも例外とは言い切れません。
ですがオーナーさんやブティックの方いわく、リューズの操作感は良いとの事ですのでそこまで心配しなくても良い気もしています。
では「ノンデイトの36mmはどうか?」と思い試着してみましたが、少し小さいですね。
ドレスウォッチのような時計ならこれでも良いですが、アルパインイーグルのデザインを考えるとラージ(41mm)の方がカッコよく見えます。
まとめ
結局買うんだか買わないんだかよく分からない内容になりましたが、アルパイン イーグルに対する今の僕の考えを整理してみました。
購入前の前フリと思っている人もいるかもしれませんが、将来まったく違う時計を買っているかもしれませんので悪しからず(笑)
また、アルパインイーグルに関してはWatchMediaOnlineさんの記事が非常に参考になるので、そちらもぜひご覧ください。
遠目でもカッコいいな…やはり君なのかな…🦅 pic.twitter.com/BYMM6gITlR
— T@KE【タケ】青に惹かれて。 (@take87bluelover) February 27, 2021
追記:アルパイン イーグル買いました!
2021年11月、アルパイン イーグルを購入いたしました。
詳細はこちらの記事で語っております。
さらに購入から1か月後にレビュー記事を書きました。合わせてご覧ください。