今回はショパール2023年新作の一つである、「アルパイン イーグル 41 XPS」をレビューしたいと思います。
L.U.Cムーブメントを積んだアルパインイーグルというだけで惹かれるのに、それに加えてスモールセコンドとサーモンダイアルという良いとこどりな1本。
ずっと見てみたいと思っていたので、試着した時は軽く感動してしまいました。

それではいってみましょう
“モンテローザピンク”が美しいダイアル








発表当初は「サーモンダイアル」などと表現されていましたが、正式名称は「モンテローザピンク」。
モンテローザとは?
スイスとイタリアの国境にそびえるペニン・アルプスの主峰。モンテ・ローザはイタリア語で〈バラの山〉を意味し,夕日に赤色に映えるためにこの名称となった。
モンテ・ローザ[山]とは? – コトバンク


X(旧Twitter)に投稿された写真をみると「シャンパンゴールドに近いのかな?」と思っていましたが、実機だとゴールドだったりピンクだったりベージュだったりします(サーモン味はあまり感じず)。








角度によってさまざまな色に変わるのはどの時計もそうですが、このダイアルカラーに関しては何と表現するのが正解なのか分からないです…。



ふつくしい…
XPSマジで良かった…実機は写真の100倍良い。
— T@KE 「青に惹かれて。」管理人 (@take87bluelover) September 30, 2023
今度もう一度見に行く。#アルパインイーグル pic.twitter.com/0VxwfYvmVz
ブラッシュアップされたケースとブレス
アルパインイーグル 41 XPSは、細かい点で従来のアルパインイーグル 41とは違います。
それは主に以下の3点。
- ケース厚が薄くなった
- ブレスレットが薄くなった
- ベゼルが薄くなった
L.U.Cムーブメント(L.U.C 96.40-L)を積んでいるので厚みが減るのは当然です。
しかしそれだけでなく、ブレスとベゼルも少しだけ薄くなっているのは知りませんでした。
所有するアルパインイーグル41との比較写真を撮ってきました














おそらく写真じゃ分かりにくいかと思いますが(特にブレス)、肉眼だと違いがよく分かります。
ベゼルが薄いとスッキリした印象を与えてくれるので羨ましいですね。
ほんのわずかな違いではありますが、それが全体のサイズ感も良さに繋がっている気がします。「スモセコの大きさに違和感を感じる」という不届き者もいたようですが。
素晴らしいんだけど、やっぱり自分にはスモセコの主張が違和感。実機を見ると違うのかしら。
— T@KE 「青に惹かれて。」管理人 (@take87bluelover) August 17, 2023
管理人はアルパインイーグル 41 XPSを買うのか?


買いません、というか買えません(泣)
一瞬アルパインイーグルのブルーを手放そうかと本気で考えましたが、思い止まりました。
さすがに350万近い金額(※当記事執筆時の価格)は手が出ませんね。



もう100万近く下だったら逝ってました、本当に。
XPSも他のショパールウォッチと同じく、ジュネーブシールを取得しているので価格が上がるのはある程度は仕方ありません。
ジュネーブ・シール品質証明
ジュネーブの紋章で表されるジュネーブ・シールは、時計製造における最も歴史ある独立認証制度の1つです。1886年に発足したこの規格は、時計の優れた製造技術と信頼性から、仕上げや装飾の品質にいたるまであらゆる点において厳格な基準が設けられており、この証明を取得できるのはショパールを含め、一握りの時計メーカーに限られています。
技術的側面、機能的特性、時計の美的側面にいたるまで、あらゆる点において厳しい基準が設けられたジュネーブ・シールは、組み立て、調整から、製品テストまでの製造工程をすべてジュネーブ州にて行われた機械式時計に対し、その生産地、技術性、品質を保証しています。
ショパール公式サイトより引用
おそらくもう目にすることは無いモデルなので、この目で見れたのは満足です。
機会がある方はぜひ試着してみて下さい。飛びますよ。
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