サムネイル出典:@rrrsssiii10
突然ですが、皆さんはこんな悩みを抱えてはいませんか?
「どこかに実用的で小ぶりで綺麗な青文字盤の時計はないかなぁ…」
安心してください、あります!
その時計は、IWCから発売されているパイロット・ウォッチ・オートマティック36(以下パイロットウォッチ36)といいます。
今回は、2016年に発売されたこの時計について少し触れてみたいと思います。
なぜ今パイロットウォッチ36の記事を書くのか?
実はこの時計、昨日今日出たわけではありません。
発売は2016年。この記事を書いている6年前に世に出ているのです。
腕時計において6年前のモデルというと特別古いわけでもありませんが、近年の業界のサイクルを考えるとディスコンとなる可能性も否定できません。
また、今でこそ50万円台で買えますが、この時計も近年の例に洩れず値上げの対象となれば60万円台に突入するのは目に見えています。
※2023年11月追記:定価70万円を超えました
そう考えると、予断を許さない状態になっているともいえます。
憧れのiwcをついに🤩
— ラン (@rrrsssiii10) June 12, 2022
昔はポルトギーゼとかポートフィノ、インヂュニアが欲しいって思ってたけど、まさかのパイロットを購入🤣しっくり来たから愛機になるでしょう👏#iwc#iwc36#pilot#IW324008 pic.twitter.com/UOhwFNmeky
パイロットウォッチ36の魅力
実用性の高さ
寒色系のブルーダイアルですが、パイロットウォッチゆえ視認性は高いです。
また、耐磁性軟鉄製インナーケースによって磁気に敏感になり過ぎなくていいのも嬉しい点。
デイトの存在は是非が分かれますが、実用性を語るなら必要でしょう。
小ぶりなケース
IWCのパイロットウォッチの青文字盤には2021年新作の「ビッグパイロットウォッチ43」や、「マーク XVIII “プティ・プランス”」がありますが、いずれもケースサイズが懸念ではありました(前者は43mm、後者は40mm)。
その点パイロットウォッチ36はその名の通り、ケースサイズが36mm。ラグからラグまでは46mmです。
それだけでなく、厚さが10mm程度なのも素晴らしいです。
ノモスのタンジェントを買って思いましたが、ケースが小さくて薄いと着けていて邪魔になりません。むしろ着けているのを忘れるくらいです。
ベゼルの面積が広めで丸みを帯びているので、柔らかい印象を受けます。
レディースモデルとして紹介されることもありますが、男性が着けても全く問題ないサイズです。
綺麗なブルーダイアル
そしてこのブルーダイアル。
IWCのブルーダイアルの良さは所有するポルトギーゼで既に体験済みではありますが、パイロットウォッチらしからぬ色気を感じさせます。
これは説明するより実機を見てもらった方が良いです。
パイロットウォッチ36のスペック
- ケースサイズ:36mm
- 厚さ:10.4mm
- 防水性:6気圧
- パワーリザーブ:42時間
- リューズ:ねじ込み式
- 備考:耐磁性軟鉄製インナーケース、両面無反射コーティングドーム型サファイアガラス
- 価格:715,000円
最後にスペックを確認。
実用性が高いとは言いましたが、6気圧防水とパワーリザーブ42時間は現代の腕時計と比べると明らかに物足りません(6年前としては妥当)。しかもリューズはねじ込み式。
実用性を考えるなら、これらは素直にマイナスポイントかと思います。
まとめ
- 高い視認性
- 耐磁性軟鉄製インナーケース
- ケースサイズ36mmかつ厚さ10mmの取り回しやすさ
- 綺麗なブルーダイアル
- 2016年発売
- 防水性とパワーリザーブは物足りない
- リューズがねじ込み式
IWCのパイロットウォッチはお洒落にまとまっているものが多く、その上ケースサイズが36mmとなると上品さがより増します。
パイロットウォッチが持つツールとしての側面は薄れますが、ドレスライクな使い方も可能なので、使い勝手はとても良い時計だと思います。
2016年発売ですが、立派な現行品です。正規店等で見かけた時はぜひ試着して欲しいと思います。
もっと深く知りたい方はHODINKEEさんの記事もご覧ください。欲しくなってきて困ります!