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腕時計について浅く狭く書くブログ

STOWA(ストーヴァ)オーナーの「ささろすたさん」にインタビュー

STOWA
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サムネイル出典:@33r0ster

さまざまな腕時計ブランドのオーナーさんにインタビューして、その時計にまつわる価値観を紐解いていく当シリーズ。

第6回となる今回は、僕のツイッターのフォロワーさんであるささろすたさんを紹介させていただきたいと思います。

過去のインタビュー記事はこちら

もくじ

インタビュイー紹介

ささろすたさん
出典:@33r0ster
  • 手首サイズ:16.3cm
  • 2021年6月:STOWA購入

ささろすたさんへの10の質問

STOWAを知ったきっかけは?

ブランドの存在を知ったのは、腕時計に興味を持ち始めた中学生の頃に雑誌で見たときです。

当時は”名前は知っている”程度で、特にそれ以上の意識はしていませんでした。

STOWA購入の経緯を教えてください

出典:webChronos

webChronosの特集で読んだのが一番のキッカケです。

この特集のフリーガー・ウェールス40を見て、興味津々になりました。

実際に取扱店舗へ足を運んで実物を見てみると、そのカッコ良さと写真では伝わりづらい質感の高さに感動し、購入に至りました。

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所有しているSTOWAとそれを選んだ理由を教えてください

①フリーガー クラシック 40
出典:@33r0ster

ノーロゴ・ノンデイトの手巻きのモデルです。

STOWAの中で最もスタンダードなモデルだと思い、購入に至りました。

購入当時、自動巻きと手巻きの在庫がありましたが、ケースの薄さと巻き心地にピンときて手巻きを選びました。

改めて見ると、

  1. シルクのような温かみのある輝きを放つケース
  2. 美しいオリオンリューズ
  3. たっぷり盛られた夜光塗料
  4. 均一に荒らした文字盤
  5. フラットな青焼き針
  6. 抑えられた針のクリアランス
  7. ケースの薄さ
  8. コハゼの効いた心地よい手巻きの感触

と、好きなポイントが盛りだくさんで、自分の中では「良い時計の基準」となっています。

②マリーン オリジナル ローマン文字盤
出典:@33r0ster

ユニタス搭載の時計が欲しかったのですが、ケース径44mm以上のものが多く、必然的にこの時計が優位に立ちました。

エナメル風に仕上げた文字盤、美しい青焼き針などはもちろん、裏側から見た時の41mmケースにギチギチに詰まったユニタスの見応えがたまらないです。

ユニタス搭載機はSTOWA以外にも多数ありますが、このモデルにはチラネジテンプとスワンネック緩急針の2つがついており、オタク心くすぐる仕様になっていると思います。

③フリーガー ウェールス40 ヴィンテージ95
出典:@33r0ster

STOWAの95周年限定モデルで、世界で95本だけ生産されたモデルです。

これはもうシンプルに一目惚れでした。

旧ロゴや、ヴィンテージテイストのインデックスや印字、ウェールスの通常モデルにはない青針、文字盤内のフォントの統一など様々な良さありますが、ウェールスに共通するミニッツマーカーまで盛られた夜光塗料がとても好きです。

出典:@33r0ster

ヴィンテージ感のある時計が各社から出ていると思いますが、この時計にはわざとらしさがなく、どこか新しくも見えるのも好きなポイントです。

STOWAのおすすめモデルを教えてください

この質問は個別に記事にしてあります。

ささろすたさんがおすすめに挙げたモデルはこの3本。

  • フリーガー:ウェールス40
  • マリーン:オートマチック
  • アンテア:バックトゥバウハウス

詳しくはこちらの記事で!

STOWAで出して欲しい時計はありますか?

強いて言えばフリーガー・マリーン共にケース径38mmのモデルです。

もともとストーヴァは自動巻きor手巻き、デイトorノンデイト、ロゴ入りorロゴ無しが選べる(※本国サイトで購入する場合)ので、あとはサイズ感だと思います。

今ある40mmと36mmの中間があると良いなと思います。

STOWAの魅力は?

出典:@33r0ster

一言で言うと「あたたかみ」です。仕上げに温もりを感じます。

特にヘアライン仕上げのものについてはシルクのような独特な光り方をします。

総合的にはアンティークウォッチに触れている時に近い感覚です。

歴史に裏付けされたデザインを現代用に再構築しているという点も、要因になっていると思います。

好きな腕時計のデザイン、もしくは好きな腕時計ブランドは?

出典:@33r0ster

デザインとしてはツールウォッチが好きだと自覚しています。パイロット、ダイバーズどちらも好きです。

STOWAやパネライのようなシンプルでミニマルなものも好きですし、ブライトリングのような高級感も兼ね備えたものも好きです。

ささろすたさんの腕時計遍歴を教えてください

本数だけで言えば正直数えきれないのですが、もともとは中学生の頃に父親からG-SHOCKを買ってもらえることになった時に色々調べていたらいつの間にか好きになっていました。

初めて好きになった時計はオメガのスピードマスターで、学生時代に購入しました。

もう一つの趣味であるクルマを購入するために売却していしまいましたが…今でも素晴らしい時計であったと思います。

そこからはあまりにも長くなってしまうので省略しますが、車と時計を両立していく中でストーヴァを見つけて今に至る、というところです。

今後、手に入れたい腕時計は?

出典:時計Begin

たくさんありすぎるのですが、

  1. ストーヴァ/フリーガー プロフェッショナル
  2. シャウアー/Einzeiger
  3. ブライトリング/ナビタイマー

の3つです。

①はもうすでに廃盤なので中々見ることがないのですが、有機的なデザインなのにストーヴァらしさがあって何度見ても心を掴まれます。

②はストーヴァの元オーナー、シャウアーが自身で出しているブランドです。ワンハンド&手巻きという、個人的に優雅だと思うスペックの時計です。休日にシックな服装と合わせてサラッと着けたいと企んでいます笑

③は昔から憧れでした。高校の頃の音楽の先生がブライトリングを複数本所有していて、ナビタイマーは中でも最もきらめいていた時計です。やっと自分にも似合う感じになってきたのかなと思うので、クロノマット2000も先日手に入れたところですし、そろそろ行きたいなと思っています。

最後に、ささろすたさんにとって腕時計とは?

人生の相棒であり、自分を表現するためのツールです。

時計以上に季節を問わず何十年も使い続けられるものって意外と少ないと思うんですよね。

また、気分やシーンによって使い分けたりすることで自分を表現することもできると思います。

ファッション的な話にはなりましたが、機械式時計の仕組みや仕上げの違いを調べたり、SNSで交流が広がる中で、1本の時計に対して色々な見方ができる点も楽しいと思います。

インタビューを終えて

ささろすたさんのイメージはずばり「STOWAの人」。これ一択です。

それほどのイメージが付くほどSTOWAを愛しているのが分かるインタビューとなりました。正直STOWAだけで記事が成り立つか不安でしたが杞憂でしたね。

腕時計に対する考え方に確かな軸があるのが分かりますし、STOWAのことはささろすたさんに相談すれば間違いないと思わせてくれます。

もし今後みなさんがSTOWAについてつぶやく時は、ハッシュタグ「#ス党派」を付けるのをお忘れなく。きっとささろすたさんが喜ぶことでしょう(笑)

ささろすたさん、今回はご協力ありがとうございました!

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あなたの腕時計を紹介させてください

f:id:take_blog:20190921174022j:plain当ブログでは、こんな風に腕時計に対する想いや考え方を紹介させていただくインタビュー記事を書いています。

過去には友人のノモスやハミルトンを借用レビューという形で紹介したこともありました。

基本的にはオーナーさんに僕からお声かけする形になりますが、紹介して欲しいという方がいれば喜んで引き受けますのでぜひお気軽にご連絡ください。

声を掛けさせていただくと、皆さんよく「私でいいのでしょうか…?」とおっしゃいますが、良いんです。ただ熱い気持ちを語っていただければそれで。文字数は多ければ多いほど歓迎です。

他のオーナーさん方のインタビュー記事はこちら

STOWA

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