サムネイル出典:@AAAHUUSKY
ポルトギーゼオーナーにインタビューして、ポルトギーゼにまつわる価値観を紐解いていく当シリーズ。
第22回目となる今回は、僕のツイッターのフォロワーさんであるPatchさんと、ポルトギーゼ・クロノグラフ グリーンダイアル(IW371615)を紹介させていただきたいと思います。
インタビュイー紹介
- HN:Patch
- twitter:@AAAHUUSKY
- 手首サイズ:17cm
- 紹介モデルのケースサイズ:41mm
- ポルトギーゼテスト:5点
Patchさんへの10の質問
ポルトギーゼ購入の経緯を教えて下さい
まず、IWCに興味を持ったきっかけは、友人の付き添いで訪れた時計店で唯一読めたブランド名だったからです(当時はタグホイヤーすら読めませんでした)。
後日、調べて行くうちに高品質で洗練されたラインナップに惹かれて、まずはスピットファイアでIWCデビューしました。
今日の相棒は機械式時計の沼にハマるきっかけになったスピットファイア。
— Patch (@AAAHUUSKY) May 11, 2021
軽い、高精度の自社キャリ搭載、3DAYS、39mmと言うこと無し pic.twitter.com/vJdqo0xd9W
本題のポルトギーゼ購入の経緯ですが、自分でも不思議なくらいに想いが募っていったので言葉では表せないのが正直なところです。
祖母の家の裏が船着場なので、幼少期から船や海が好きでした。今思えば航海にルーツを持つポルトギーゼにたどり着いたのは必然かもしれません。
上品さの塊。
— Patch (@AAAHUUSKY) August 1, 2021
クロノグラフを縦に配置することでメカっぽさを軽減しているのかな🤔
いずれにせよ長い付き合いになりそうだ pic.twitter.com/qLy79Uv4VV
グリーンダイアルを選んだ理由は?
別の時計で青文字盤と黒文字盤を持っているので、最初は「青針か金針かなー」と思っていた矢先、たまたま緑文字盤が入荷していました。
店員さんが店内外など色々な場所で試着させてくれ、一気に緑文字盤の魅力に取り憑かれました。
また、私が住んでいる地方で最初の購入者ということも後押しして緑文字盤に決めました。
加工一切無しの自然光だけでこの輝き✨
— Patch (@AAAHUUSKY) September 16, 2021
時計としての性能もデザインもこの価格帯の中では抜群の完成度。
平な針とふっくらした針があるらしいが、自分のはふっくらしているような? pic.twitter.com/cqb18rTrl5
ポルトギーゼはどのような場面で着けていますか?
普段は仕事用として使っています。袖口から覗く文字盤はとても綺麗です。
ずっとスポーツをやっていた影響で私服はカジュアルなものが多く、休日はスピットファイアと使い分けています。
襟のある服を着るときはポルトギーゼを合わせています。
緑文字盤の上品さは暖色系の照明が当たった時に最大限発揮されると思う。
— Patch (@AAAHUUSKY) October 27, 2021
相変わらず写真撮るの下手すぎて伝えられないけど。 pic.twitter.com/FrQ2S2lpK4
ポルトギーゼを購入して周囲の反応はありましたか?
隣の部署の時計好きな課長以外まったくと言っていいほど気づかれません!
たまに「綺麗な時計だね」と言われるくらいですかね…
2日連続でポルトギーゼ。
— Patch (@AAAHUUSKY) March 5, 2022
日光が当たると文字盤の綺麗さが際立つ pic.twitter.com/2hf56WCBgb
購入前後でポルトギーゼに対する印象は変わりましたか?
印象は変わっていません。
端正で洗練された印象はネットで調べていた時と、自分の手元に来た時とで変わらないです。
ポルトギーゼの魅力は?
ポルトギーゼの魅力はたくさんありますが、一つ挙げるなら「変わらないこと」だと思います。
初代から現行に至るまで外見を大きく変えないのは、意外と勇気のいる経営判断ではないかと思います。
普通ならモデルチェンジをしてユーザーを飽きさせない工夫をしますが、あえて変えないのは誕生から現在まで高い評価を受け続けている証拠ではないでしょうか。
好きな腕時計のデザイン、もしくは好きな腕時計ブランドは?
好きなデザインは3針ですね。デイト表示がなければ最高です(ポルトギーゼはクロノグラフですが、メカっぽさが無いので自分の中では3針扱いです)。
一番好きなブランドはIWCで、憧れはヴァシュロンです。
Patchさんの腕時計遍歴を教えてください
ハミルトンのオープンウォーターで機械式デビューしました。
その後はスピットファイア→マネロ→ロレアート→デファイ→ポルトギーゼの流れです。
休日出勤のついでの007観てこようか。
— Patch (@AAAHUUSKY) October 9, 2021
手持ちの中で一番スパイっぽいやつと共に。 pic.twitter.com/Jzpaqo7gBH
芸術の秋らしく今日はクラシックコンサートへ。
— Patch (@AAAHUUSKY) November 6, 2021
U25価格で本格的なクラシックを味わって来ます。 pic.twitter.com/OzcrS6X4SU
やはりロレアート最高 pic.twitter.com/XXW7CCgQYj
— Patch (@AAAHUUSKY) May 11, 2021
相変わらずディファイの着け心地が最高すぎる。
— Patch (@AAAHUUSKY) June 23, 2021
軽すぎて付けてることを忘れそう。 pic.twitter.com/XaZJfyL18o
雲一つない快晴なので銀行回りは少し遠回りして散歩。 pic.twitter.com/97m6IXhI3a
— Patch (@AAAHUUSKY) March 10, 2022
今後、手に入れたい腕時計は?
手に入れたいのはドレス系ですね。
仕事柄毎日スーツですし、公私共に相棒となるようなものに巡り合いたいです。目標は5大ブランドのドレス系です。
もちろん今の手持ちも大事にしますよ
最後に、Patchさんにとって腕時計とは?
僕にとって時計とは自己表現の一環だと思っています。
僕らの世代は時計をしないかスマートウォッチが大半です。だからこそ僕は機械式を着けることで自分の美的価値観をさりげなく表現しています。
機械式腕時計を着けていると、年上世代と時計談義ができて楽しいですよ。
時計の購入を検討している方はぜひ機械式を!
ロレアート愛が止まらない。
— Patch (@AAAHUUSKY) April 21, 2021
装着感、高級感、精度、希少性のどれも満足。
もっと人気出てもいい気がする🤔 pic.twitter.com/kT7wIH09Na
インタビューを終えて
グリーンダイアルオーナーさんは第16回のAifaさん兄弟に続いて2回目の登場ですが、単独となるのは今回が初となります。
正直ポルトギーゼでグリーンを選択する人はかなり珍しいと思いますが、それもお持ちのコレクションのバランスをしっかり踏まえた上での選択。普段の使い分けもしっかりできていて、腕時計を楽しんでいる印象を持ちます。
ポルトギーゼの魅力や、腕時計についての意見も頷きたくなるものばかり。特に「自己表現の一環」というフレーズはまさにその通りだなと。
今後手に入れたいドレス系でどんな価値観を披露してくれるのか楽しみですね。
あなたの腕時計を紹介させてください
当ブログでは、こんな風に腕時計に対する想いや考え方を紹介させていただくインタビュー記事を書いています。
過去には友人のノモスやハミルトンを借用レビューという形で紹介したこともありました。
基本的にはポルトギーゼオーナーさんに僕からお声かけする形になりますが、他ブランドのオーナーさんも大歓迎です。
声を掛けさせていただくと、皆さんよく「私でいいのでしょうか…?」とおっしゃいますが、良いんです。ただ熱い気持ちを語っていただければそれで。文字数は多ければ多いほど歓迎です。
ポルトギーゼオーナーさんへのインタビュー記事まとめ
過去のインタビューはこちらの記事でまとめています