サムネイル出典:@WP34490284
ポルトギーゼオーナーにインタビューして、ポルトギーゼにまつわる価値観を紐解いていく当シリーズ。
第24回目となる今回は、僕のツイッターのフォロワーさんであるWPさんと、ポルトギーゼ・クロノグラフ黒文字盤(IW371609)を紹介させていただきたいと思います。
第7回のkbmさん以来、二人目の黒文字盤オーナーさんとなります。
インタビュイー紹介
- HN:WP
- twitter:@WP34490284
- 手首サイズ:16cm
- 紹介モデルのケースサイズ:41mm
- ポルトギーゼテスト:2点
WPさんへの10の質問
ポルトギーゼ購入の経緯を教えて下さい
2020年の夏ごろに初めての機械式時計を購入しようと考えていましたが、ポルトギーゼは常に購入候補時計でした。
その時の予算やタイミングの問題で別の時計を選んでいましたが、日々Twitterに上がるポルトギーゼの写真はほとんど目に留まっており、欲しい気持ちは継続しておりました。
そして、2022年2月に近隣時計店様のキャンペーン期間やお値引きのご提案も相まって、購入するに至りました。
3本目の機械式時計として、IWCのポルトギーゼ・クロノグラフ(IW371609)を購入させて頂きました。
— WP (@WP34490284) February 20, 2022
本日初めて黒文字盤を試着し後は流れるままに。
後日届くメタルブレスの値引きも大きな後押しになりました。
自分の時計コレクションがまた一方充実し、非常に幸せです☺️ pic.twitter.com/UlHhQhcD6F
黒文字盤を選んだ理由
自分の手持ち時計に無い色だったこともありますが、実機を付けた時の第一印象が最高だった事が1番です。
黒文字盤は引き締まった印象があり、細腕の私が付けても大き過ぎず無理なく着けられました。
ポルトギーゼの購入に二の足を踏んでいた理由の一つが”時計の大きさ”だったので、それが解消されたのも購入の大きな後押しになりました。
黒文字盤の時計をすでに持っていたとしたら、どのポルトギーゼを選んでいましたか?
これは間違いなく緑文字盤だと思います。
そもそも最初は別店舗で緑文字盤を見ており、「ポルトギーゼを購入するならこれかな」と購入時計候補に長らく入っていました。
もしくはポルトギーゼ40の青文字盤も一度購入間近まで言っていたので有力候補だったと思います。
ポルトギーゼ40の青文字盤拝見してきました。
— WP (@WP34490284) February 20, 2021
やはり美しい…
店員さんの熱意も凄まじかった(苦笑)
衝動買いはしたくないと申し上げなんとか離脱。
少し頭を冷やします。 pic.twitter.com/w1BjyaGADr
購入前後でポルトギーゼに対する印象は変わりましたか?
変わった面と、変わらない面の両方あります。
変わったのは想定より時計の厚みを着用時に感じないことです。
手持ちの時計の中では最も厚みのある時計(13mm)ではありますが、純正ブレスに交換してからは着け心地が格段に良くなり、フィット感抜群の時計となった印象です。
変わらないのはやはり“The真面目な時計”という事です。
クロノグラフにも関わらず、スポーティさよりもドレッシーさを感じられる上品な文字盤は飽きる事なくかつ嫌味にならない綺麗さだと思います。
ポルトギーゼはどんなシーンで着けていますか?
仕事中の着用がメインになります。
仕事柄スーツを着ておりますがスーツとの相性も抜群ですし、前述の様に真面目な印象の時計なので全く悪目立ちしません。
また、ブレスに変更してからはパーカーなどラフな格好でも悪くない印象なので、オンオフ問わず使用できる万能時計だなとつくづく感じております。
ポルトギーゼ、本日デビュー戦。
— WP (@WP34490284) February 22, 2022
スーツとの相性◎ pic.twitter.com/ag97ZFkwns
ポルトギーゼの魅力は?
ここまで言及した内容と重複してしまいますが、上品さがありつつ決して嫌味にならない、オンオフ関係なく使用できる非常に守備範囲の広い時計であることではないでしょうか。
デザインも大きな変化がないので、長く使っても古さを感じない一生モノの時計として間違いない1本と言えると思っています。
好きな腕時計のデザイン、もしくは好きな腕時計ブランドは?
基本的に3針のシンプルなデザインが好きだと思います。
スポーティよりもドレッシーなものを目で追っている事も多いです。
今までもスポーツ系を探していても最終的にはドレスウォッチを試着している時が殆どです。
ブランドはリシュモン系が多いと思います。具体名を上げると、
- ヴァシュロン・コンスタンタン
- A.ランゲ&ゾーネ
- ジャガー・ルクルト
- IWC
- タグホイヤー
- グランドセイコー
になります。
WPさんの腕時計遍歴を教えてください
学生時代はCITIZENの時計を持っていました。
社会人になったタイミングで父からブルガリのソロテンポを譲り受けました。
次に2021年4月ロレックス デイトジャスト36購入。
そして2022年2月にポルトギーゼ・クロノグラフを購入になります。
こちらが人生初の機械式時計として購入したジャガールクルトのマスターコントロール・デイト(Q4018420)です。正直かなり身分不相応ですが、シンプルながら美しく気に入ってます。#ジャガールクルト #機械式腕時計#理想の時計コレクション作り pic.twitter.com/9BCOhRVJd4
— WP (@WP34490284) November 3, 2020
今後、手に入れたい腕時計は?
最終目標は40歳になった時にランゲ1を購入したいと考えています。
その間にヴァシュロン・コンスタンタンのフィフティシックスやオーヴァーシーズなどのステンレススチール系の時計を購入したいと考えてはいますが、いずれの時計も高騰が続いているのでもう少し検討が必要かなと。
ダイバーズ系のスポーツウォッチも欲しいですね。
本当に腕時計は沼だなって痛感します。
最後に、WPさんにとって腕時計とは?
くさい言い方ですが、仕事中もプライベートも左手の相棒ですかね。
ある程度金額のある物なので着用時の緊張感もあり、何気なく左手を見た時の幸福感など様々な感情を与えてくれます。
仕事で遅い時間まで働いていても、時間をみると少しだけ疲れがとれた気分になるのもありがたいですね。
これからも自分のペースでコレクションを増やしていき、この相棒達を増やしていきたいと考えています。
仕事時計として、マスコンとポルトギーゼが黄金コンビとして活躍してくれてます。
— WP (@WP34490284) March 26, 2022
自画自賛ですが、どちらも非常に満足度が高い☺️ pic.twitter.com/DzQtYxyeXo
インタビューを終えて
WPさんの事はポルトギーゼ購入前から知っていて、当時はデイトジャストの青文字盤を購入されていました。
コレクションのバランスを考えて時計をしっかり選んでいて、腕時計に対して自身の考えをしっかり言語化できる人だという印象を受けていました。
なので「この人がポルトギーゼ買ってくれたらなぁ」と思っていただけに、購入ツイートを見た時は嬉しかったですね。
ポルトギーゼ・クロノグラフの中ではオーナーが少ないと言わざるを得ない黒文字盤ですが、だからこそWPさんの言葉で語っていただきたい部分がありました。
今、それが達成できて満足しています。
あなたの腕時計を紹介させてください
当ブログでは、こんな風に腕時計に対する想いや考え方を紹介させていただくインタビュー記事を書いています。
過去には友人のノモスやハミルトンを借用レビューという形で紹介したこともありました。
基本的にはポルトギーゼオーナーさんに僕からお声かけする形になりますが、他ブランドのオーナーさんも大歓迎です。
声を掛けさせていただくと、皆さんよく「私でいいのでしょうか…?」とおっしゃいますが、良いんです。ただ熱い気持ちを語っていただければそれで。文字数は多ければ多いほど歓迎です。
ポルトギーゼオーナーさんへのインタビュー記事まとめ
過去のインタビューはこちらの記事でまとめています